P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

地震感知情報 表示率などの集計結果(2008年3月22日時点)

 地震感知情報の表示率及び表示タイミングについて、2008年3月22日時点での集計結果をお知らせします。集計の最新値については、「P2P地震情報 - 統計室」でご覧になれます。

  • 初期設定の表示レベル3について「間違い表示は1%未満」と表記しておりますが、実際はそれを大幅に上回る16.6%でした。
    (ただし、これには「地震であったが地震情報が発表されていない」地震感知情報も含んでおり、実質的な値はもう少し低いものです)
  • 地震による地震感知情報のうち、表示レベル3で表示されるのは71.0%でした。なお、カスタム1%で57.6%、旧版の初期設定(5%)で23.4%であり、大幅に改善しております。
  • 震度別に見ると、主に震度1~4の小~中規模な地震に伴う地震感知情報の表示率が改善していることが分かりました。
  • 表示タイミングについて、表示レベル3では平均12.2秒でした。カスタム1%で23.1秒、旧版の初期設定で42.1秒であり、著しい改善が認められます。

 間違い表示の率が設計当初の想定より大変多くなっております。今後とも、地震感知情報の機能性改善に努めます。