3月25日9時42分 能登半島沖 震度6強
3月25日9時42分頃、能登半島沖の深さ約11kmを震源とするM6.9(暫定値)の地震がありました。この地震で、石川県の七尾市・輪島市・穴水町で震度6強、北海道から中国・四国地方にかけて震度1以上を観測しました。また、一時津波注意報が発表され、最大20cmの津波が観測されました。
各ニュースによると、1人が亡くなられたほか、多数の方がけがをされているようです。気象庁(報道発表資料)では、今後1週間程度は最大で震度5強程度を観測する余震が発生する恐れがあるとしています。揺れの強かった地域では、地震や雨などで土砂崩れ等が発生する可能性が高くなっていますので、十分ご注意ください。
1月中旬の千島列島東方での地震で津波予報が迅速に配信された気象庁 Webサイトは、今回の津波予報も発表・解除時刻とほぼ同時にWebサイト上で配信されました。しかし、地震情報については相変わらずやや遅く、また本震の各地の震度に関する情報は配信されない上に発表から6時間以上「404 Not Found」と見つからない状態になっていました。
P2P地震情報でもその影響で各地の詳しい震度は配信されませんでしたが、津波注意報やその他の地震情報はすべて正常に配信されました。また、地震感知情報も機能していました。
P2P地震情報での地震感知情報の表示具合を再現したGIFアニメーションと、配信されなかった各地の詳しい震度情報です。気になる方はどうぞ。