P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)のテストについて

 ユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP)をご存知でしょうか。詳細は省略しますが、機能の1つに、ルータの動的なポート開放(マッピング)があります(MSN Messenger等が使っています)。  現在、全ピアに対しポートを開放しているピアは約4割。P2P地震情報を起動しても、ピアと繋がらないことはないでしょうか。この状況を改善するため、このUPnPの機能を利用することにしました。  Windows Me/XPでDLLが用意されていますが、今回は自前で実装することに(参考:βえんどるふぃん -UPnP対応ルーターをいじくる-)。手持ちのルータでは動作が確認出来ました。が、他ルータでの動作が分かりません。  そこで、今回UPnPの簡単な動作テストを行うプログラムを配布することにしました。お時間がありましたら、動作テストにご協力ください。 UPnPバイス検索テストプログラム  upnp_devicesearch.png  テストはごく簡単です。upnp_test-016.zipをダウンロード・解凍して出来た「UPnP_Test.exe」を実行し、「検索開始」ボタンを押すだけです。上記のようにUPnP対応デバイスが検索され、デバイスの動作状況が取得されます(あくまで取得のみです)。  検索が終わったら、「報告用デバッグデータ」内のテキストをコピーして、この記事のコメント欄に貼り付けていただけると幸いです。  なお、各種セキュリティソフトなどを使用している場合、ポートの開放を行う必要があります。 ・ウイルスバスター2006 ポート開放手順ノートン・インターネットセキュリティ 2005 ポート開放手順 ・その他の場合:[TCP]送受信:ランダム(デバイスによる) [UDP]送信:マルチキャスト(239.255.255.250)のポート1900 受信:ポート20000 ・注1:NICの(ローカル)IPアドレスを調べるため、最初にp2pquake.ddo.jp TCPポート80(http)へ接続しますが、一切情報は送信されません。 ・注2:P2P地震情報 for Peerが動作する環境で動作します。