P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

今後の開発予定について

 P2P地震情報 Beta4の開発をスタートします。現行のBeta3系統については、不具合の修正のみを行います。

P2P地震情報 Beta4の開発方針について

 現行のBeta3は、Beta2のコードを引き継いで2006年8月に初版をリリースしました。方向性についてはBeta1・2で定まったものとし、Beta3では既存機能の充実に焦点を当てて改良を行ってきました。UPnP対応による接続の安定性向上や、地震感知情報の表示・信頼度判定による機能性向上は成功と言えるでしょう。

 しかし、その一方でこの方針は失敗しました。拡張性を一切持たない設計を行ったため、Beta3では緊急地震速報に対応することは出来ません。また、利用者の増加などもあってP2P地震情報を取り巻く環境も大きく変化しました。悪用しようとする者、善用しようとする者、さらには開発する者、この三者または三者間の関係がシビアになっている感じは否めません。月日の経過とともに、本来あるべきP2P地震情報の姿が失われつつあります。

 P2P地震情報 Beta4は、そんなP2P地震情報の方向性を再び模索していくバージョンとしてありたいと思っています。

P2P地震情報について、知っておいてほしいこと

 本ソフトウェア及びサービスは、無償でご利用いただけるフリーウェアです。これを私の都合の良いように解釈させていただけるならば、「作りたいように作ったものを、そのままの形で提供できる」というものだと考えております。ご利用にあたっては一切対価や義務は発生しませんが、逆に私にも開発やサポートなどの義務は発生しないものだと、そのように受け取っております。
 大変身勝手ではありますが、P2P地震情報に割り当てられる時間は非常に限られております。その辺をご理解ご了承いただきますよう、お願い申し上げる次第です。