システム テストプログラム 第3回 "P2Pネットワーク コミュニケーションテスト" 結果
1月4日(日),P2P地震情報システム テストプログラム 第3回 "P2Pネットワーク コミュニケーションテスト"(別名:サバイバルテスト)を実施しました。ご参加いただきありがとうございました。
サーバに障害が発生したことを想定し,新規接続が全く出来ない状態でのネットワークの構築状況やデータの伝播率を調べました。
結果
- 障害が発生した後,ネットワークから切断(プログラムを終了)したピアが4分の1を超えると,データの届かないピアが発生しました。
- データの届かないピアは,接続数が0になっていました。
- その後,ネットワークから切断したピアが約半分に達する前後で,データの伝播率(受信率)も約半分に低下しました。
- このときになって,接続数が1以上あるにもかかわらずデータの伝播しないピアが発生しました。これはネットワークの分裂を意味します。
- P2P地震情報 Beta4 ベースシステムのテストも兼ねて行いました。結果は次の通りです。
- 3つの不具合が報告され,これをすべて修正しました(暫定的な修正を含みます)。
- 修正の後,正常な動作を確認しました。