P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

6月21日、緊急地震速報 配信試験(オープンβ)を開始します

(※6月15日追記:サービスを開始しました

 6月21日、「緊急地震速報 配信試験(オープンβ)」を開始します。

緊急地震速報 配信試験(オープンβ)」とは?

 「緊急地震速報 配信試験(オープンβ)」は、 <一般向けの緊急地震速報が発表された> という情報を無償で共有するサービスです。次のような仕組みで動きます。

  1. ラジオをNHKラジオ第一にあわせて、コンピュータの音声入力につなぐ。
  2. コンピュータで、「ピロンピロン ピロンピロン 緊急地震速報です」という音声を認識する。
  3. 認識したら、情報を配信する。

 共有するのは「一般向けの緊急地震速報が発表された」という事実のみで、NHKや他の著作権などを侵害することはありません。ただし、ふつうの緊急地震速報とは異なりますから、利用するにあたって注意が必要です。

 とにかく「無償で」「手軽に」ということで、ちょっと変なサービスです。そういう性質を理解出来る人向けのサービスです。

緊急地震速報 配信試験(オープンβ)」の提供形態

  • P2P地震情報のプラグインとして提供します。
  • プラグイン仕様書を更新し、地震情報などと同じように本情報も幅広くお使いいただけるようにします。
  • 情報の配信・共有には P2P地震情報ネットワーク を用います。
  • 提供品質は下記のとおり目安を設けます。これを大きく下回る場合、サービスを中断します。
    • ダウンタイム:0.1%未満(週10分未満)
    • 正常検出:99.5%以上(見逃しは200回に1回未満)
    • 誤検出:月1回未満