P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

「P2P地震情報 for Peer」 Beta 2 リリース

 トップページでもお知らせしておりますように、「P2P地震情報 for Peer」の新バージョン「Beta 2 / Revision 1000」をようやくリリースしました。 津波予報への対応  「津波注意報」「津波警報」「大津波警報」の津波予報発表に対応しました。ただし、予想到達時刻等の取得には対応していません。また、ヘルプにもある通り「予報が各管区ごとに発表された場合、気象庁サイト更新のタイミングにより取りこぼすことがある」という問題点があります。  対応しておいてまるで「使い物にならない」と否定するような感じではありますが、テレビ・ラジオまたは気象庁サイト等、別の手段でも確認していただくようお願いいたします。 地震情報の地図化  地震情報を日本地図でより視覚的に確認出来るようになりました。従来通り、文字で表示することも可能です。  ただし、(ヘルプに書き忘れましたが)現在のところ「気象庁の震度観測点」のみ対応しており、地方公共団体防災科学技術研究所の観測点には対応していません(参考:気象庁震度観測点」)。時間的余裕が出来れば、徐々に対応していく予定です。 「大量発信防止」「不正発信防止」  サーバーから発信される「地震情報」「津波予報」はもちろん、ユーザー(ピア)から発信される「地震感知情報」「簡易掲示板メッセージ」には、正しい方法によって発信されたことを示す署名が含まれています。  この署名を検証することで、不正な方法によって発信されたデータや、正しい方法であっても大量に連続して発信されたデータが取り扱われることのないようにしています。 自動アップデート  当ソフトウェアはちょこちょことバージョンアップすることが多く、その度にアップデートする必要をなくすため、自動アップデート機能を実装しました。  と、色々と新機能が含まれています。ただし、1から書き直した上にRevision 1000(初期リリース)であるため、多くの不具合も含まれている可能性があります(既にご報告いただいている不具合もいくつかあります。ありがとうございます)。出来る限り不具合は修正していくつもりですので、そのあたりを踏まえたうえで、使っていただければ幸いです。