P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

3月20日10時53分 福岡県西方沖 震度6弱

 3月20日10時53分頃、福岡県西方沖(深さ9km)を震源とするM7.0の地震があり、福岡県東区・中央区前原市佐賀県みやき町震度6弱を観測したほか、関東地方までの広い範囲で震度1~5強を観測しました。  この地震により、10時57分に福岡県日本海沿岸、壱岐対馬津波注意報が発表されましたが、津波は観測されず12時00分に解除されました。  気象庁によると、メカニズムは「東西方向に圧縮軸を持つ横ずれの断層型」で、今回の地震はこれまで極めて地震活動の低いところで発生したもので、前例となるような地震がないとのことです。  余震活動については、新潟県中越地震のように非常に活発ではなく、いわゆる一般的な内陸型の余震活動と同様に推移しており、最大でマグニチュード6程度(震度5弱、地盤の悪いところで震度5強)の余震も考えられるとしています。  なお、福岡管区気象台が発表した九州北部(山口県を含む)の地域気象情報20日16時発表分)によると、九州北部地方は22日に雨となり、雨量は平均50ミリ、多い所で100ミリと予想されています。  今後、余震活動および雨による土砂災害などに十分注意が必要です。  今回の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。  あまり必要性はありませんが、地震感知情報の再現です。  0320_KYUSYUSEIHOOKI_UserQMap.png0320_KYUSYUSEIHOOKI_UserQMap.avi(369KB)