P2P地震情報 開発ログ

気象庁の地震情報・津波予報とユーザの「揺れた!」という情報を共有するサービスの開発記録です。

気象庁 地震情報ページ更新に伴う配信不具合と配信内容一部変更について

配信不具合について(解消済み)

気象庁 地震情報ページの更新に伴い、P2P地震情報及び関連サービスへの情報配信に不具合が生じておりました。ご迷惑をお掛け致しました。
  • 期間: 2018/03/22(木) 12:32~12:40頃
  • 内容: 過去の震源・震度情報や遠地地震情報、計30件弱を一気に配信致しました。
  • 原因: 気象庁 地震情報ページの更新に伴い、過去の震源・震度情報(震度3未満)が新たに公開されるようになったため。新規情報と判断し、配信されました。
  • 期間: 2018/03/22(木) 12:32~21:20頃
  • 内容: 4件の地震について、震度観測点の情報が欠落した状態で配信致しました。
  • 原因: 気象庁 地震情報ページの更新に伴い、情報が取得出来なくなったため。
  • 対処: 取得処理の修正を行いました。

配信内容一部変更(「震源・震度に関する情報」の配信取りやめ)について

本日より、気象庁 地震情報のうち「震源・震度に関する情報」と「各地の震度に関する情報」の掲載基準が変更されました。

平成30年3月22日より、気象庁ホームページでは「震源・震度に関する情報」及び「各地の震度に関する情報」について、どちらかの発表基準に達した場合に両方の情報を掲載するよう変更しました。
- 気象庁|地震情報について より

これに伴い、次の理由により、当面の間「震源・震度に関する情報」の配信を取りやめます(P2P地震情報本体やJSON APIは本日より、その他は今後1週間以内に実施)。

  • より詳細な情報を含む「各地の震度に関する情報」を配信していること。
  • 震源・震度に関する情報」と「各地の震度に関する情報」について、発表時間にほとんど差がないこと。

Raspberry Piで簡易震度計を作ろう!

ラクタおきばをリニューアルし、Raspberry Pi 簡易震度計のコンテンツを公開しました。

Raspberry Pi 簡易震度計 | P2P地震情報 ガラクタおきば

以下は余談です。

ColdFire基板を使った地震感知情報の発信から9年余り。
ColdFire基板では、四苦八苦した割にはノイズで常時震度3という事態に悩まされ、震度計としての利用は挫折していました。

今回、Raspberry Piと各種電子部品とを組み合わせ、簡易震度計の制作を試みました。
その結果、「入手しやすい部品」「ハンダ付けなし」の条件で、震度1相当から測定可能な精度を実現することができました。

制作方法や震度の算出スクリプト、これまでの計測実績などを「Raspberry Pi 簡易震度計 | P2P地震情報 ガラクタおきば」に公開しています。

httpsスキームによるアクセスに対応しました(一部除く)

一部を除き、httpsスキーム(https://~)によるアクセスに対応しました。

対応済みサーバ

※p2pquake.netとp2pquake.comは同一コンテンツです。

未対応サーバ

  • www11.plala.or.jp (Webサイト)
  • p2pquake.seesaa.net (開発ログ)

P2P地震情報 for Android(β) 0.1.8を公開しました

P2P地震情報 for Android(β) 0.1.8を公開しました。

変更点

  • プッシュ通知部分を全面的にリファクタリングし、安定性を向上させました。
  • 地震情報の詳細表示をP2P地震情報 for Webと同等としました。
    • 震度観測点は、都道府県・震度別に、観測点名を省略せずに表示します。
    • 津波の有無は、「被害の心配なし(若干の海面変動あり)」の表示に対応しました(これまでは「心配なし」とだけ表示していました)。
  • 地震感知情報の詳細表示を、件数の多い順としました。
  • 初期画面にサービス状況(@p2pquake_takuya)へのリンクを追加しました。

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